潜水艦【伊165/I-165】竣工:1932年12月1日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊165/伊号第百六十五潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊165/伊号第百六十五潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊165/伊号第百六十五潜水艦』は、伊165型潜水艦(海大5型)の1番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、開戦時にマレー作戦に参加、その後は連合国艦船8隻を撃沈するなど通商破壊で活躍し、撃沈隻数ランキング5位を記録した。戦争末期には特攻兵器「回天」を搭載し出撃したが、1945年6月27日、サイパン島東方にて、アメリカ軍機による空襲を受け沈没。

日本海軍『伊165/伊号第百六十五潜水艦』の性能

伊号第百六十五潜水艦は1929年12月19日に呉海軍工廠にて起工、1932年12月1日に竣工した。伊165は、前艦級である海大4型の改良型として、機関をスイス製に変更、推進効率の良い船体へ改良、兵装を一新など様々な改良を加えた海軍大型潜水艦で、海大5型とも呼ばれた。 主機はスイス製のズルツァー式3号ディーゼル2基を搭載。主砲は、対空射撃も可能な両用砲である50口径八八式10cm高角砲を採用した。また、パッシブ・ソナーとして、アメリカから輸入したMV式水中聴音機を装備した。 戦争末期、伊165は水中特攻兵器として知られる回天を搭載し、回天攻撃隊に加わったとされている。 ■全長:97.70m ■全幅:8.2m ■乗員:62名 ■排水量:1,705t ■巡航能力 □水上速力:20.5kt □水中速力:8.2kt □潜航深度:75m □航続距離:18,520km(10kt) ■戦時最終兵装 □50口径八八式10cm単装高角砲:1門 □毘式12mm単装機銃:1挺 □八八式53cm魚雷発射管:艦首4門・艦尾2門 □魚雷:14本 ■ソナー □MV式水中聴音機 ■搭載艇 □回天:2隻

『伊165』が参加した海戦
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!

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