潜水艦【伊73/I-73】竣工:1937年1月7日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊73/伊号第七十三潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊73/伊号第七十三潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊73/伊号第七十三潜水艦』は、伊168型潜水艦(海大6型A)の6番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)緒戦の攻略支援に従事するも、1942年1月27日、ミッドウェー島西方にて、アメリカ海軍潜水艦『ガジョン』の魚雷攻撃を受け沈没。

日本海軍『伊73/伊号第七十三潜水艦』の性能

伊号第七十三潜水艦は1934年4月5日に神戸川崎造船所にて起工、1937年1月7日に竣工した。伊73は、機関を純国産の艦本式にしたことで前艦級より水上速力や航続力を向上させた海軍大型潜水艦で、海大6型Aとも呼ばれた。 主機は高出力の艦本式1号甲8型ディーゼル2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を改良した45口径十一年式12cm砲を採用した。また、パッシブ・ソナーとして、アメリカから輸入したMV式水中聴音機を装備した。 ■全長:104.70m ■全幅:8.2m ■乗員:68名 ■排水量:1,785t ■巡航能力 □水上速力:23.0kt □水中速力:8.2kt □潜航深度:75m □航続距離:25,928km(10kt) ■戦時最終兵装 □45口径十一年式12cm単装砲:1門 □九三式13mm機銃:1挺 □九二式7.7mm機銃:1挺 □八八式53cm魚雷発射管:艦首4門・艦尾2門 □魚雷:14本 ■ソナー □MV式水中聴音機 □九一式探信儀

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