潜水艦【伊351/I-351】竣工:1945年1月28日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊351/伊号第三百五十一潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊351/伊号第三百五十一潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊351/伊号第三百五十一潜水艦』は、ガソリン輸送艦として建造された潜水タンカーである。2番艦が建造中に空襲を受け沈没したため、同型艦は存在しない。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、ガソリンや航空要員の輸送任務に従事した。

日本海軍『伊351/伊号第三百五十一潜水艦』の性能

伊号第三百五十一潜水艦は1943年5月1日に呉海軍工廠にて起工、1945年1月28日に竣工した。伊351は、飛行艇の燃料補給を担うべく設計された補給用潜水艦で、潜補型とも呼ばれた。 主機は純国産で量産型の艦本式22号10型ディーゼル2基を搭載。主砲は、日本陸軍の九七式曲射歩兵砲を改造し三式8cm迫撃砲として装備した。補給用燃料を大量に搭載した伊351は、航空兵装のない潜水艦のなかでは日本海軍最大の排水量となった。 ■全長:111.00m ■全幅:10.15m ■乗員:77名 ■排水量:3,512t ■巡航能力 □水上速力:15.8kt □水中速力:6.3kt □潜航深度:90m □航続距離:24,076km(14kt) ■戦時最終兵装 □三式8cm連装迫撃砲:2基 □九六式25mm連装機銃:3基 □九六式25mm単装機銃:1挺 □九五式53cm魚雷発射管:艦首4門 □魚雷:4本 ■搭載燃料 □補給用ガソリン:500kl

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