潜水艦【伊14/I-14】竣工:1945年3月14日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊14/伊号第十四潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊14/伊号第十四潜水艦』

※写真左から、潜水母艦『プロテウス』『伊401』『伊14』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊14/伊号第十四潜水艦』は、伊13型潜水艦(巡潜甲型改Ⅱ)の2番艦。海軍省の公式類別では伊九型潜水艦の6番艦とされている。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)末期に竣工し、艦上偵察機「彩雲」を輸送する光作戦を遂行した。1945年8月4日、目的地であるトラック諸島に到着し、そのまま終戦を迎えた。

日本海軍『伊14/伊号第十四潜水艦』の性能

伊号第十四潜水艦は1943年5月18日に川崎造船所にて起工、1945年3月14日に竣工した。伊十三型は、巡潜甲型に水上攻撃機の晴嵐を搭載できるよう改装された艦級で、巡潜甲型改Ⅱとも呼ばれた。 主機は低出力だが量産しやすい艦本式22号10型ディーゼル2基を搭載。主砲は、潜水艦用として開発された中口径砲である40口径十一年式14cm砲を採用した。伊14は、晴嵐2機を搭載可能となった代償として重量が増加し速力が低下したが、航続距離には優れていた。 ■全長:113.70m ■全幅:11.70m ■乗員:108名 ■排水量:3,603t ■巡航能力 □水上速力:16.7kt □水中速力:5.5kt □潜航深度:100m □航続距離:38,892km(16kt) ■戦時最終兵装 □40口径十一年式14cm単装砲:1門 □九六式25mm連装機銃:2基 □九六式25mm単装機銃:1挺 □九五式53cm魚雷発射管:艦首6門 □魚雷:12本 ■搭載機 □晴嵐特殊攻撃機:2機

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