潜水艦【伊166/I-166】竣工:1932年11月10日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊166/伊号第百六十六潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊166/伊号第百六十六潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊166/伊号第百六十六潜水艦』は、伊165型潜水艦(海大5型)の2番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、マレー作戦でオランダ海軍潜水艦『K XVI』を撃沈し、その後は通商破壊で連合国艦船6隻を撃沈するという大きな戦果を上げた。1944年7月17日、マラッカ海峡にて、イギリス海軍潜水艦『テレマカス』と交戦し戦没。

日本海軍『伊166/伊号第百六十六潜水艦』の性能

伊号第百六十六潜水艦は1929年11月8日に佐世保海軍工廠にて起工、1932年11月10日に竣工した。伊166は、前艦級である海大4型の改良型として、機関をスイス製に変更、推進効率の良い船体へ改良、兵装を一新など様々な改良を加えた海軍大型潜水艦で、海大5型とも呼ばれた。 主機はスイス製のズルツァー式3号ディーゼル2基を搭載。主砲は、対空射撃も可能な両用砲である50口径八八式10cm高角砲を採用した。また、パッシブ・ソナーとして、アメリカから輸入したMV式水中聴音機を装備した。 ■全長:97.70m ■全幅:8.2m ■乗員:62名 ■排水量:1,705t ■巡航能力 □水上速力:20.5kt □水中速力:8.2kt □潜航深度:75m □航続距離:18,520km(10kt) ■戦時最終兵装 □50口径八八式10cm単装高角砲:1門 □毘式12mm単装機銃:1挺 □八八式53cm魚雷発射管:艦首4門・艦尾2門 □魚雷:14本 ■ソナー □MV式水中聴音機

『伊166』が参加した海戦
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!

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