潜水艦【伊401/I-401】竣工:1945年1月8日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊401/伊号第四百一潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊401/伊号第四百一潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊401/伊号第四百一潜水艦』は、伊400型潜水艦(潜特型)の2番艦。航空機3機搭載、地球を一周半できる航続距離など脅威の性能を秘めていた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)末期に竣工し、晴嵐を特攻機として搭載、ウルシー環礁攻撃へ向かうもそのまま終戦を迎えた。

日本海軍『伊401/伊号第四百一潜水艦』の性能

伊号第四百一潜水艦は1943年4月26日に佐世保海軍工廠にて起工、1945年1月8日に竣工した。伊401は、アメリカ本土攻撃を目的として航続距離を増大させ且つ晴嵐3機を搭載可能とした特型潜水艦で、潜特型あるいは潜水空母とも呼ばれた。 主機は純国産で量産型の艦本式22号10型ディーゼル4基を搭載。主砲は、潜水艦用として開発された中口径砲である40口径十一年式14cm砲を採用した。また、対水上レーダーである22号電探や対空レーダーの13号電探、航空兵装としては約5tの航空機を4分間隔で発射可能な四式1号10型射出機を装備していた。 ■全長:122.0m ■全幅:12.0m ■乗員:157名 ■排水量:5,223t ■巡航能力 □水上速力:18.7kt □水中速力:6.5kt □潜航深度:100m □航続距離:69,450km(14kt) ■戦時最終兵装 □40口径十一年式14cm単装砲:1門 □九六式25mm3連装機銃:3基 □九六式25mm単装機銃:1挺 □九五式53cm魚雷発射管:艦首8門 □魚雷:20本 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型:1基 □三式1号電波探信儀3型:1基 ■搭載機 □晴嵐特殊攻撃機:3機

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