潜水艦【伊122/I-122】竣工:1927年10月28日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊122/伊号第百二十二潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊122/伊号第百二十二潜水艦』

大日本帝国海軍の機雷敷設潜水艦『伊122/伊号第百二十二潜水艦』は、伊121型潜水艦(機雷潜型)の2番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、敷設した機雷によりオランダ海軍潜水艦『K XVII』『O-16』を撃沈し、その後は偵察や輸送任務に従事した。1945年6月10日、石川県禄剛岬灯台南東にて、バーニー作戦を遂行中のアメリカ海軍潜水艦『スケート』による雷撃を受け沈没。

日本海軍『伊122/伊号第百二十二潜水艦』の性能

伊号第百二十二潜水艦は1925年2月28日に神戸川崎造船所にて起工、1927年10月28日に竣工した。伊122は機雷敷設に特化した潜水艦であり、機雷潜型とも呼ばれた。第一次世界大戦で戦利獲得したドイツ製機雷敷設用潜水艦U125を基に建造されたが、武装は日本製のものを装備した。 主機はドイツのMAN社が設計したラ式(ラウシェンバッハ式)1号ディーゼル2基を搭載。主砲は、潜水艦用として開発された中口径砲である40口径十一年式14cm砲を採用した。艦尾には機雷庫が設けられ八八式機雷42個を搭載、2本の機雷敷設筒も装備したが、1942年に双方ともガソリンタンクへ改造された。 ■全長:85.20m ■全幅:7.52m ■乗員:51名 ■排水量:1,383t ■巡航能力 □水上速力:14.9kt □水中速力:6.5kt □潜航深度:75m □航続距離:19,446km(8kt) ■戦時最終兵装 □40口径十一年式14cm単装砲:1門 □一五式53cm魚雷発射管:艦首4門 □魚雷:12本

『伊122』が参加した海戦
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!

トップ:大日本帝国海軍 連合艦隊の潜水艦

連合艦隊の艦艇

↑ PAGE TOP