大日本帝国海軍 連合艦隊 ：機雷敷設潜水艦『伊121型』
『伊121型』は太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）で活躍した大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦の艦級。機雷敷設に特化した潜水艦で、機雷潜型とも呼ばれる。伊121、伊122、伊123、伊124の4隻が建造され、機雷の敷設任務に従事した。
日本海軍：伊121型潜水艦の性能
■全長：85.20m ■全幅：7.52m ■乗員：51名 ■排水量：1,383t ■巡航能力 □水上速力：14.9kt □水中速力：6.5kt □潜航深度：75m □航続距離：19,446km（8kt） ■戦時最終兵装 □40口径十一年式14cm単装砲 □一五式53cm魚雷発射管：艦首4門 □魚雷 □機雷敷設筒 □八八式機雷
日本海軍：伊121型潜水艦の同型艦一覧
- 1番艦：伊号第百二十一潜水艦（伊121） 伊121型潜水艦のネームシップ。1927年3月31日竣工。機雷敷設や輸送任務に従事し、舞鶴港で終戦を迎えた。
- 2番艦：伊号第百二十二潜水艦（伊122） 1927年10月28日竣工。機雷により戦果を上げるも、1945年6月10日、石川県禄剛岬灯台南東にてアメリカ海軍潜水艦の雷撃を受け沈没。
- 3番艦：伊号第百二十三潜水艦（伊123） 1928年4月28日竣工。機雷により戦果を上げるも、1942年8月29日、サボ島東方にてアメリカ海軍機雷敷設艦の爆雷攻撃を受け沈没。
- 4番艦：伊号第百二十四潜水艦（伊124） 1928年12月10日竣工。連合国艦船3隻撃沈。1942年1月20日、オーストラリアのダーウィン近海にてアメリカ艦隊と交戦し戦没。
| 『伊121』が参加した海戦 | |
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