大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊67/伊号第六十七潜水艦』
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊67/伊号第六十七潜水艦』は、伊165型潜水艦(海大5型)の3番艦。南鳥島南方沖で訓練中に沈没し、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)を迎えることはなかった。急速潜航をした際に事故が起こったとされるが、原因は不明のままだという。
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊67/伊号第六十七潜水艦』は、伊165型潜水艦(海大5型)の3番艦。南鳥島南方沖で訓練中に沈没し、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)を迎えることはなかった。急速潜航をした際に事故が起こったとされるが、原因は不明のままだという。
伊号第六十七潜水艦は1929年10月14日に三菱神戸造船所にて起工、1932年8月8日に竣工した。伊67は、前艦級である海大4型の改良型として、機関をスイス製に変更、推進効率の良い船体へ改良、兵装を一新など様々な改良を加えた海軍大型潜水艦で、海大5型とも呼ばれた。 主機はスイス製のズルツァー式3号ディーゼル2基を搭載。主砲は、対空射撃も可能な両用砲である50口径八八式10cm高角砲を採用した。また、パッシブ・ソナーとして、アメリカから輸入したMV式水中聴音機を装備した。 ■全長:97.70m ■全幅:8.2m ■乗員:62名 ■排水量:1,705t ■巡航能力 □水上速力:20.5kt □水中速力:8.2kt □潜航深度:75m □航続距離:18,520km(10kt) ■最終兵装 □50口径八八式10cm単装高角砲:1門 □毘式12mm単装機銃:1挺 □八八式53cm魚雷発射管:艦首4門・艦尾2門 □魚雷:14本 ■ソナー □MV式水中聴音機