大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊181/伊号第百八十一潜水艦』
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊181/伊号第百八十一潜水艦』は、伊176型潜水艦(海大7型)の6番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では哨戒活動や輸送任務に従事した。1944年1月16日、グィディアグ海峡にて、連合国軍駆逐艦や魚雷艇と交戦し戦没。
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊181/伊号第百八十一潜水艦』は、伊176型潜水艦(海大7型)の6番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では哨戒活動や輸送任務に従事した。1944年1月16日、グィディアグ海峡にて、連合国軍駆逐艦や魚雷艇と交戦し戦没。
伊号第百八十一潜水艦は1941年11月11日に呉海軍工廠にて起工、1943年5月24日に竣工した。伊181は、前艦級より潜航時間を短縮し、運動性能を向上させた海軍大型潜水艦で、海大7型または新海大型とも呼ばれた。 主機は純国産で高出力の艦本式1号乙8型ディーゼル2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を改良した45口径十一年式12cm砲を採用した。水雷兵装については九五式(酸素魚雷)へと更新されたほか、発射管が艦首のみとなった。 ■全長:105.50m ■全幅:8.25m ■乗員:86名 ■排水量:1,833t ■巡航能力 □水上速力:23.1kt □水中速力:8.0kt □潜航深度:80m □航続距離:14,816km(16kt) ■戦時最終兵装 □45口径十一年式12cm単装砲:1門 □九六式25mm連装機銃:1基 □九五式53cm魚雷発射管:艦首6門 □九五式魚雷:12本 ■ソナー □九三式水中探信儀 □九三式水中聴音機