大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊22Ⅱ/伊号第二十二潜水艦』
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊22Ⅱ/伊号第二十二潜水艦』は、伊16型潜水艦(巡潜丙型)の4番艦。伊22は、艦名としては2代目である。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、特殊潜航艇「甲標的」を搭載し、真珠湾攻撃やシドニー港攻撃に参加した。1942年10月6日、サンクリストバル島近海にて、「PBY カタリナ」による爆雷攻撃を受け沈没。
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊22Ⅱ/伊号第二十二潜水艦』は、伊16型潜水艦(巡潜丙型)の4番艦。伊22は、艦名としては2代目である。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、特殊潜航艇「甲標的」を搭載し、真珠湾攻撃やシドニー港攻撃に参加した。1942年10月6日、サンクリストバル島近海にて、「PBY カタリナ」による爆雷攻撃を受け沈没。
伊号第二十二潜水艦は1937年11月25日に川崎重工業神戸造船所にて起工、1941年3月10日に竣工した。伊16型は、前艦級より魚雷兵装を強化した巡洋潜水艦であり、巡潜丙型とも呼ばれた。 伊22は、主機は艦の大型高性能化を実現するため高出力の艦本式2号10型ディーゼル2基を採用。主砲は、潜水艦用として開発された中口径砲である40口径十一年式14cm砲を搭載した。また、後部甲板には甲標的と呼ばれる特殊潜航艇1隻を搭載し運用した。 ■全長:109.3m ■全幅:9.10m ■乗員:95名 ■排水量:2,554t ■巡航能力 □水上速力:23.6kt □水中速力:8.0kt □潜航深度:100m □航続距離:25,928km(16kt) ■戦時最終兵装 □40口径十一年式14cm単装砲:1門 □九六式25mm連装機銃:1基 □九五式53cm魚雷発射管:艦首8門 □九五式魚雷:20本 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型 ■ソナー □九三式水中探信儀:1基 □九三式水中聴音機:1基 ■搭載艇 □甲標的:1隻
『伊22Ⅱ』が参加した海戦 | |
---|---|
真珠湾攻撃 | 米主力艦隊壊滅!太平洋戦争の始まり |