大日本帝国海軍 連合艦隊
:巡洋潜水艦『伊15型』
『伊15型』は太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)中に大日本帝国海軍が最も多く建造した潜水艦の艦級である。航空機も搭載可能な大型の潜水艦で、巡洋潜水艦・乙型(巡潜乙型)とも呼ばれていた。伊15、伊17、伊19、伊21、伊23、伊25、伊26、伊27、伊28、伊29、伊30、伊31、伊32、伊33、伊34、伊35、伊36、伊37、伊38、伊39の20隻が建造され、多くの作戦に参加、各々が戦果を上げた。アメリカ本土の砲撃・空襲を行った潜水艦もこの『伊15型』に属している。
日本海軍:伊15型潜水艦の性能
■全長:108.7m
■全幅:9.30m
■乗員:94名
■排水量:2,584t
■巡航能力
□水上速力:23.6kt
□水中速力:8.0kt
□潜航深度:100m
□航続距離:25,928km(16kt)
■戦時最終兵装
□40口径十一年式14cm単装砲
□九六式25mm3連装機銃(※伊29)
□九六式25mm連装機銃
□エリコン20mm4連装機銃(※伊29、伊30)
□クルップ37mm対空機関砲(※伊29)
□九五式53cm魚雷発射管:艦首6門
□九五式魚雷
■レーダー
□仮称2号電波探信儀2型
□三式1号電波探信儀3型
□電波探知機
□メトックス(※伊29、伊30)
■ソナー
□九三式水中探信儀
□九三式水中聴音機
■搭載機
□零式小型水上偵察機
■搭載艇
□回天(※伊36、伊37)
□運砲筒(※伊38)
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