大日本帝国海軍 連合艦隊 ：潜水艦『伊175／伊号第百七十五潜水艦』
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊175／伊号第百七十五潜水艦』は、伊174型潜水艦（海大6型B）の2番艦。太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）では、攻略支援や哨戒活動、輸送任務など様々な作戦に参加した。また、アメリカ海軍空母『リスカム・ベイ』を含む、連合国艦船4隻撃沈という大きな戦果も上げた。1944年2月17日、タロア島北東にて、アメリカ海軍駆逐艦『ニコラス』と交戦し戦没。
日本海軍『伊175／伊号第百七十五潜水艦』の性能
伊号第百七十五潜水艦は1934年11月1日に三菱神戸造船所にて起工、1938年12月18日に竣工した。伊175は、前艦級より安全潜航深度や航続力を向上させた海軍大型潜水艦で、海大6型Bとも呼ばれた。 主機は純国産で高出力の艦本式1号甲8型ディーゼル2基を搭載。ソナーについても国産の九三式を装備した。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を改良した45口径十一年式12cm砲を採用した。 ■全長：105.00m ■全幅：8.2m ■乗員：68名 ■排水量：1,810t ■巡航能力 □水上速力：23.0kt □水中速力：8.2kt □潜航深度：85m □航続距離：18,520km（16kt） ■戦時最終兵装 □45口径十一年式12cm単装砲：1門 □九三式13mm機銃：1挺 □九二式7.7mm機銃：1挺 □八八式53cm魚雷発射管：艦首4門・艦尾2門 □魚雷：14本 ■ソナー □九三式水中聴音機 □九三式水中探信儀
| 『伊175』が参加した海戦 | |
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