大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊124/伊号第百二十四潜水艦』
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊124/伊号第百二十四潜水艦』は、伊121型潜水艦(機雷潜型)の4番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、敷設した機雷により連合国艦船『コレヒドール』『デイライト』を撃沈、さらに魚雷攻撃で『ハレルダーウィン』を撃沈した。その後も機雷敷設や哨戒活動に従事したが、1942年1月20日、オーストラリアのダーウィン近海にて、単騎でアメリカ艦隊と交戦し戦没。
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊124/伊号第百二十四潜水艦』は、伊121型潜水艦(機雷潜型)の4番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、敷設した機雷により連合国艦船『コレヒドール』『デイライト』を撃沈、さらに魚雷攻撃で『ハレルダーウィン』を撃沈した。その後も機雷敷設や哨戒活動に従事したが、1942年1月20日、オーストラリアのダーウィン近海にて、単騎でアメリカ艦隊と交戦し戦没。
伊号第百二十四潜水艦は1926年4月17日に神戸川崎造船所にて起工、1928年12月10日に竣工した。伊124は機雷敷設に特化した潜水艦であり、機雷潜型とも呼ばれた。第一次世界大戦で戦利獲得したドイツ製機雷敷設用潜水艦U125を基に建造されたが、武装は日本製のものを装備した。 主機はドイツのMAN社が設計したラ式(ラウシェンバッハ式)1号ディーゼル2基を搭載。主砲は、潜水艦用として開発された中口径砲である40口径十一年式14cm砲を採用した。艦尾には機雷庫が設けられ八八式機雷42個を搭載、2本の機雷敷設筒も装備した。 ■全長:85.20m ■全幅:7.52m ■乗員:51名 ■排水量:1,383t ■巡航能力 □水上速力:14.9kt □水中速力:6.5kt □潜航深度:75m □航続距離:19,446km(8kt) ■戦時最終兵装 □40口径十一年式14cm単装砲:1門 □一五式53cm魚雷発射管:艦首4門 □魚雷:12本 □機雷敷設筒:2本 □八八式機雷:42個