大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊70/伊号第七十潜水艦』
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊70/伊号第七十潜水艦』は、伊168型潜水艦(海大6型A)の3番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦から間もない1941年12月10日、ハワイ諸島モロカイ島北東にて、アメリカ海軍空母『エンタープライズ』の艦載機による空襲を受け沈没。
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊70/伊号第七十潜水艦』は、伊168型潜水艦(海大6型A)の3番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦から間もない1941年12月10日、ハワイ諸島モロカイ島北東にて、アメリカ海軍空母『エンタープライズ』の艦載機による空襲を受け沈没。
伊号第七十潜水艦は1933年1月25日に佐世保海軍工廠にて起工、1935年11月9日に竣工した。伊70は、機関を純国産の艦本式にしたことで前艦級より水上速力や航続力を向上させた海軍大型潜水艦で、海大6型Aとも呼ばれた。 主機は高出力の艦本式1号甲8型ディーゼル2基を搭載。主砲は、対空射撃も可能な両用砲である50口径八八式10cm高角砲を採用した。また、パッシブ・ソナーとして、アメリカから輸入したMV式水中聴音機を装備した。 ■全長:104.70m ■全幅:8.2m ■乗員:68名 ■排水量:1,785t ■巡航能力 □水上速力:23.0kt □水中速力:8.2kt □潜航深度:75m □航続距離:25,928km(10kt) ■戦時最終兵装 □50口径八八式10cm単装高角砲:1門 □九三式13mm機銃:1挺 □九二式7.7mm機銃:1挺 □八八式53cm魚雷発射管:艦首4門・艦尾2門 □魚雷:14本 ■ソナー □MV式水中聴音機 □九一式探信儀