潜水艦【伊61/I-61】竣工:1929年4月6日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊61/伊号第六十一潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊61/伊号第六十一潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊61/伊号第六十一潜水艦』は、伊162型潜水艦(海大4型)の1番艦。1939年3月11日、三田尻沖で『矢風』と衝突し損傷。1941年1月8日、足摺岬南方で『杭州丸』と衝突し損傷。さらに10月2日、特設砲艦『木曾丸』に衝突され沈没。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)を迎えることはなかった。

日本海軍『伊61/伊号第六十一潜水艦』の性能

伊号第六十一潜水艦は1926年11月15日に三菱神戸造船所にて起工、1929年4月6日に竣工した。伊61は、前艦級である海大3型Bをベースに機関を変更した海軍大型潜水艦で、海大4型とも呼ばれた。 主機はドイツのMAN社が設計したラ式(ラウシェンバッハ式)2号ディーゼル2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を改良した45口径十一年式12cm砲を採用した。また、パッシブ・ソナーとして、アメリカから輸入したKチューブ(水中聴音器)を装備した。 ■全長:97.70m ■全幅:7.8m ■乗員:58名 ■排水量:1,720t ■巡航能力 □水上速力:20.0kt □水中速力:8.5kt □潜航深度:60m □航続距離:20,001km(10kt) ■最終兵装 □45口径十一年式12cm単装砲:1門 □九二式7.7mm機銃:1挺 □一五式53cm魚雷発射管:艦首4門・艦尾2門 □八九式魚雷:14本 ■ソナー □Kチューブ

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