大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊9/伊号第九潜水艦』
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊9/伊号第九潜水艦』は、伊九型潜水艦(巡潜甲型)の1番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では哨戒活動や輸送任務に従事し、アメリカの貨物船『ラハイナ』を撃沈、陸軍輸送船『ジェネラル・W・C・ゴルカス』を撃破するなどの戦果も上げた。キスカ島撤退作戦にも参加したが、1943年6月13日、キスカ島シリウス岬東方にて、アメリカ海軍駆逐艦『フレイジャー』の爆雷攻撃を受け沈没。
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊9/伊号第九潜水艦』は、伊九型潜水艦(巡潜甲型)の1番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では哨戒活動や輸送任務に従事し、アメリカの貨物船『ラハイナ』を撃沈、陸軍輸送船『ジェネラル・W・C・ゴルカス』を撃破するなどの戦果も上げた。キスカ島撤退作戦にも参加したが、1943年6月13日、キスカ島シリウス岬東方にて、アメリカ海軍駆逐艦『フレイジャー』の爆雷攻撃を受け沈没。
伊号第九潜水艦は1938年1月25日に呉海軍工廠にて起工、1941年2月13日に竣工した。伊九型は前艦級の発展型で、巡潜甲型とも呼ばれた。主機は純国産で高出力の艦本式2号10型ディーゼル2基を搭載。主砲は、潜水艦用として開発された中口径砲である40口径十一年式14cm砲を採用した。 伊9は、潜水戦隊司令部設備を備えていたほか、艦前部には呉式1号4型射出機など水上偵察機用の航空兵装も装備していた。同様の巡洋潜水艦のなかでは最も大型の潜水艦であった。 ■全長:113.7m ■全幅:9.55m ■乗員:104名 ■排水量:2,919t ■巡航能力 □水上速力:23.5kt □水中速力:8.0kt □潜航深度:100m □航続距離:29,632km(16kt) ■戦時最終兵装 □40口径十一年式14cm単装砲:1門 □九六式25mm連装機銃:2基 □九五式53cm魚雷発射管:艦首6門 □九五式53cm魚雷:18本 ■ソナー □九三式水中探信儀:1基 □九三式水中聴音機:1基 ■搭載機 □零式小型水上偵察機:1機
『伊9』が参加した海戦 | |
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