潜水艦【伊179/I-179】竣工:1943年6月18日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊179/伊号第百七十九潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊179/伊号第百七十九潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊179/伊号第百七十九潜水艦』は、伊176型潜水艦(海大7型)の4番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)中期に竣工し第一艦隊:第11潜水隊に編入されるも、1943年7月14日、瀬戸内海の伊予灘にて、訓練中の事故により沈没した。

日本海軍『伊179/伊号第百七十九潜水艦』の性能

伊号第百七十九潜水艦は1941年8月21日に神戸川崎造船所にて起工、1943年6月18日に竣工した。伊179は、前艦級より潜航時間を短縮し、運動性能を向上させた海軍大型潜水艦で、海大7型または新海大型とも呼ばれた。 主機は純国産で高出力の艦本式1号乙8型ディーゼル2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を改良した45口径十一年式12cm砲を採用した。水雷兵装については九五式(酸素魚雷)へと更新されたほか、発射管が艦首のみとなった。 ■全長:105.50m ■全幅:8.25m ■乗員:86名 ■排水量:1,833t ■巡航能力 □水上速力:23.1kt □水中速力:8.0kt □潜航深度:80m □航続距離:14,816km(16kt) ■戦時最終兵装 □45口径十一年式12cm単装砲:1門 □九六式25mm連装機銃:1基 □九五式53cm魚雷発射管:艦首6門 □九五式魚雷:12本 ■ソナー □九三式水中探信儀 □九三式水中聴音機

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