潜水艦【伊19/I-19】竣工:1941年4月28日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊19/伊号第十九潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊19/伊号第十九潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊19/伊号第十九潜水艦』は、伊15型潜水艦(巡潜乙型)の3番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、通商破壊や哨戒活動、輸送任務など様々な作戦に投入された。アメリカ海軍空母『ワスプ』、駆逐艦『オブライエン』を撃沈したことでも知られる。撃沈総数は5隻。1943年11月25日、ギルバート諸島マキン島西方にて、駆逐艦『ラドフォード』の爆雷攻撃を受け沈没。

空母『ワスプ』と駆逐艦『オブライエン』を撃沈

日本海軍の潜水艦『伊19』が空母『ワスプ』と駆逐艦『オブライエン』を撃沈 ※写真右は魚雷がオブライエンに命中した瞬間、左奥は炎上する空母ワスプ 1942年9月15日、伊19は、ガダルカナル島南東で空母ワスプを中核とするアメリカ艦隊を発見、魚雷を一斉発射した。計6発の魚雷は、空母ワスプ、戦艦ノースカロライナ、駆逐艦オブライエンに命中し、それぞれを大破させた。オブライエンはその後沈没、ワスプは自沈処分された。

日本海軍『伊19/伊号第十九潜水艦』の性能

伊号第十九潜水艦は1938年3月15日に三菱重工業神戸造船所にて起工、1941年4月28日に竣工した。主機は、艦の大型高性能化を実現するため高出力の艦本式2号10型ディーゼル2基を採用。主砲は、潜水艦用として開発された中口径砲である40口径十一年式14cm砲を搭載した。 伊19は、艦前部に呉式1号4型射出機や格納筒などの航空兵装を装備し、後部甲板に主砲を配置した巡洋潜水艦で、巡潜乙型とも呼ばれた。 ■全長:108.7m ■全幅:9.30m ■乗員:94名 ■排水量:2,584t ■巡航能力 □水上速力:23.6kt □水中速力:8.0kt □潜航深度:100m □航続距離:25,928km(16kt) ■戦時最終兵装 □40口径十一年式14cm単装砲:1門 □九六式25mm連装機銃:1基 □九五式53cm魚雷発射管:艦首6門 □九五式魚雷:17本 ■ソナー □九三式水中探信儀:1基 □九三式水中聴音機:1基 ■搭載機 □零式小型水上偵察機:1機

『伊19』が参加した海戦
真珠湾攻撃 米主力艦隊壊滅!太平洋戦争の始まり
アメリカ本土攻撃 日本軍潜水艦隊、世界最強の国へ進撃!
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!

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