大日本帝国海軍 連合艦隊 :水中高速潜水艦『伊201型』
『伊201型』は、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)末期に起工された大日本帝国海軍連合艦隊の水中高速潜水艦である。潜高型(潜高大型)とも呼ばれていた。速さに特化した潜水艦で、水中速力に関しては当時の世界最速であったといわれている。伊201、伊202、伊203の3隻は竣工したが、伊204、伊205、伊206、伊207、伊208の5隻は未成のまま終戦を迎えた。『伊201型』は実戦に投入されることはなかったが、その後、海上自衛隊の潜水艦『おやしお』の設計に影響を与えたとされている。