大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊8/伊号第八潜水艦』
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊8/伊号第八潜水艦』は、伊七型潜水艦(巡潜3型)の2番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、連合国艦船5隻を撃沈するなど通商破壊で活躍した。また、『伊8』は、太平洋戦争中に日本~ドイツ間の往復(遣独潜水艦作戦)に成功した唯一の潜水艦としても知られる。
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊8/伊号第八潜水艦』は、伊七型潜水艦(巡潜3型)の2番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、連合国艦船5隻を撃沈するなど通商破壊で活躍した。また、『伊8』は、太平洋戦争中に日本~ドイツ間の往復(遣独潜水艦作戦)に成功した唯一の潜水艦としても知られる。
伊号第八潜水艦は1934年10月11日に川崎造船所にて起工、1938年12月5日に竣工した。居住区拡大や通信能力強化、司令官室の設置など、前艦級をさらに改良した伊8は、巡潜3型とも呼ばれた。主機は純国産の艦本式1号甲10型ディーゼル2基を搭載。主砲は、潜水艦用として開発された中口径砲である40口径十一年式14cm砲を採用した。 1943年、伊8は、遣独潜水艦作戦で得たドイツ製の対空機関砲を20mm4連装対空機銃として後部甲板に装備し実戦で使用した。また、1944年10月には、航空兵装を撤去し回天搭載設備が設置された。 ■全長:109.30m ■全幅:9.10m ■乗員:100名 ■排水量:2,525t ■巡航能力 □水上速力:23.0kt □水中速力:8.0kt □潜航深度:100m □航続距離:25,928km(16kt) ■戦時最終兵装 □40口径十一年式14cm連装砲:1基 □九三式13mm連装機銃:2基 □20mm4連装対空機銃:1基 □八八式53cm魚雷発射管:艦首6門 □魚雷:20本 ■搭載艇 □回天:4隻