大日本帝国海軍 連合艦隊 :特殊潜航艇『特型運貨筒』
『特型運貨筒/とくがたうんかとう』は、大日本帝国海軍が甲標的甲型を改造し開発した特殊潜航艇である。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)において、前線への物資輸送や揚陸に利用された。『特型運貨筒』は潜水艦から水中発進が可能なため、潜水艦が浮上して物資を揚陸するのに比べ、敵に発見されるリスクを減らすのに有効であった。
『特型運貨筒/とくがたうんかとう』は、大日本帝国海軍が甲標的甲型を改造し開発した特殊潜航艇である。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)において、前線への物資輸送や揚陸に利用された。『特型運貨筒』は潜水艦から水中発進が可能なため、潜水艦が浮上して物資を揚陸するのに比べ、敵に発見されるリスクを減らすのに有効であった。
特型運貨筒は、母艦となる潜水艦から自然離脱後に自走し、物資を陸上へ送り届ける目的で使用された。動力は、エンジンの代わりに八年式魚雷を流用。武装は搭載せず、使用後は自沈処分されていたという。 ■全長:22.95m ■全幅:1.85m ■全高:4.8m ■乗員:1名 ■排水量:40t ■巡航能力 □速力:6.5kt □航続距離:5km(A型)2.5km(C型)
運砲筒は、双胴船形の船体に魚雷用推進装置を装備、圧縮空気を動力として自走し、物資の揚陸を目的に使用された。 ■全長:21.45m ■全幅:4.35m ■全高:1.325m ■乗員:1名 ■排水量:19.73t ■巡航能力 □速力:5.5kt □航続距離:5.8km(5.5kt)8km(4kt)