潜水艦【伊44/I-44】竣工:1944年1月31日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊44/伊号第四十四潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊44/伊号第四十四潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊44/伊号第四十四潜水艦』は、伊40型潜水艦(巡潜乙型改1)の5番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では哨戒活動に従事、末期には特攻兵器「回天」を搭載し回天攻撃隊として出撃した。1945年4月18日、沖縄東方にて、アメリカ海軍空母『バターン』の艦載機、護衛駆逐艦4隻と交戦し戦没。

日本海軍『伊44/伊号第四十四潜水艦』の性能

伊号第四十四潜水艦は1942年6月11日に横須賀海軍工廠にて起工、1944年1月31日に竣工した。主機は量産しやすい艦本式1号甲10型ディーゼル2基を採用。伊44は、艦前部に航空兵装を装備し、後部に主砲を配置した巡潜乙型を改良した巡洋潜水艦であり、巡潜乙型改Ⅰとも呼ばれた。 しかし戦争末期に主砲と航空兵装は撤去され、水中特攻兵器として知られる回天を搭載し運用した。また、対水上警戒レーダーである22号電探を装備していたことも確認されている。 ■全長:108.7m ■全幅:9.30m ■乗員:94名 ■排水量:2,624t ■巡航能力 □水上速力:23.5kt □水中速力:8.0kt □潜航深度:100m □航続距離:25,928km(16kt) ■戦時最終兵装 □九六式25mm連装機銃:1基 □九五式53cm魚雷発射管:艦首6門 □九五式魚雷:17本 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型 ■ソナー □九三式水中探信儀:1基 □九三式水中聴音機:1基 ■搭載艇 □回天

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