大日本帝国海軍 連合艦隊 ：潜水艦『伊2／伊号第二潜水艦』
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊2／伊号第二潜水艦』は、伊一型潜水艦（巡潜1型）の2番艦。太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）では哨戒活動や輸送任務に従事し、オランダ貨物船『パリギー』『チルカ』を撃沈するなどの戦果も上げた。1944年4月7日、ビスマルク海にて、アメリカ海軍駆逐艦『ソーフリー』の爆雷攻撃を受け沈没。
日本海軍『伊2／伊号第二潜水艦』の性能
伊号第二潜水艦は1923年6月6日に川崎造船所にて起工、1926年7月24日に竣工した。ドイツ海軍潜水艦U142型をベースに建造され、主機はMAN社設計のラ式（ラウシェンバッハ式）2号ディーゼル2基を搭載。主砲は、潜水艦用として開発された中口径砲である40口径十一年式14cm砲を採用した。 ■全長：97.50m ■全幅：9.22m ■乗員：60名 ■排水量：2,791t ■巡航能力 □水上速力：18.8kt □水中速力：8.1kt □潜航深度：75m □航続距離：45,189km（10kt） ■戦時最終兵装 □40口径十一年式14cm単装砲：2門 □九二式7.7mm機銃：1挺 □一五式53cm魚雷発射管：艦首4門・艦尾2門 □魚雷：22本
