潜水艦【伊368/I-368】竣工:1944年8月25日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊368/伊号第三百六十八潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊368/伊号第三百六十八潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊368/伊号第三百六十八潜水艦』は、伊361型潜水艦(潜輸大型)の8番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では輸送任務に従事したが、戦争末期には特攻兵器「回天」を搭載し、回天攻撃隊:千早隊に加わった。1945年2月27日、硫黄島西方沖にて、アメリカ海軍空母『アンツィオ』の艦載機による空襲を受け沈没。

日本海軍『伊368/伊号第三百六十八潜水艦』の性能

伊号第三百六十八潜水艦は1943年7月15日に横須賀海軍工廠にて起工、1944年8月25日に竣工した。伊368は、離島への隠密輸送を目的として設計された輸送用潜水艦で、潜輸大型あるいは丁型とも呼ばれた。敵艦のレーダー波を海面に逸らすよう艦橋下部が逆台形となっているのが特徴である。 主機は純国産で量産型の艦本式23号乙8型ディーゼル2基を搭載。対水上警戒レーダーである22号電探や逆探を竣工時から装備した。主砲は40口径十一年式14cm砲を採用したが1945年の改装で撤去され、水中特攻兵器である回天を前甲板に2隻、後甲板に3隻搭載した。 ■全長:73.5m ■全幅:8.9m ■乗員:55名 ■排水量:1,779t ■巡航能力 □水上速力:13.0kt □水中速力:6.5kt □潜航深度:75m □航続距離:27,780km(10kt) ■戦時最終兵装 □九六式25mm単装機銃:1挺 □九五式53cm魚雷発射管:艦首2門 □魚雷:2本 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型 □電波探知機 ■搭載艇 □回天:5隻 ■最大積載能力 □艦内:65t □艦外:20t

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