大日本帝国海軍 連合艦隊 ：潜水艦『伊152／伊号第百五十二潜水艦』
大日本帝国海軍の潜水艦『伊152／伊号第百五十二潜水艦』は、太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）の頃にはすでに老朽化していたため活躍の機会がなかった。同型艦は存在せず、海大2型とも呼ばれた。1942年8月1日に除籍され、その後は呉港で海軍潜水学校の練習潜水艦として使用された。
日本海軍『伊152／伊号第百五十二潜水艦』の性能
伊号第百五十二潜水艦は1922年2月14日に呉海軍工廠にて起工、1925年5月20日に竣工した。伊152は、他に同型艦はなく1隻のみ建造された試験的な海軍大型潜水艦で、海大2型とも呼ばれた。 主機はスイス製のズルツァー式3号ディーゼル2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を改良した45口径12cm単装砲を採用した。また、パッシブ・ソナーとして、アメリカから輸入したKチューブ（水中聴音器）を装備した。 ■全長：100.85m ■全幅：7.64m ■乗員：58名 ■排水量：1,500t ■巡航能力 □水上速力：21.5kt □水中速力：7.7kt □潜航深度：45.7m □航続距離：18,520km（10kt） ■戦時最終兵装 □45口径12cm単装砲：1門 □九二式7.7mm機銃：1挺 □一五式53cm魚雷発射管：艦首6門・艦尾2門 □六年式魚雷：16本 ■レーダー／ソナー □ケルビン式探信儀 □Kチューブ
