大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊159/伊号第百五十九潜水艦』
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊159/伊号第百五十九潜水艦』は、伊156型潜水艦(海大3型B)の3番艦。竣工時の艦名は伊59であったが、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦後、伊159に改名された。戦時は通商破壊に従事し、連合国艦船3隻を撃沈した。小説家の山岡荘八が報道班員として乗艦し、後に『伊159』での体験を基に「海底戦記」を執筆したことでも知られる。
大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊159/伊号第百五十九潜水艦』は、伊156型潜水艦(海大3型B)の3番艦。竣工時の艦名は伊59であったが、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦後、伊159に改名された。戦時は通商破壊に従事し、連合国艦船3隻を撃沈した。小説家の山岡荘八が報道班員として乗艦し、後に『伊159』での体験を基に「海底戦記」を執筆したことでも知られる。
伊号第百五十九潜水艦は1927年3月25日に横須賀海軍工廠にて起工、1930年3月31日に竣工した。伊159は、前艦級である海大3型Aや巡潜型をベースに艦首、艦尾、艦橋の形状に若干の改良を加えた海軍大型潜水艦で、海大3型Bとも呼ばれた。 主機はスイス製のズルツァー式3号ディーゼル2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を改良した45口径十一年式12cm砲を採用した。また、パッシブ・ソナーとして、アメリカから輸入したKチューブ(水中聴音器)を装備した。 ■全長:101.00m ■全幅:7.9m ■乗員:63名 ■排水量:1,800t ■巡航能力 □水上速力:20.0kt □水中速力:8.0kt □潜航深度:60m □航続距離:18,520km(10kt) ■戦時最終兵装 □45口径十一年式12cm単装砲:1門 □九二式7.7mm機銃:1挺 □一五式53cm魚雷発射管:艦首6門・艦尾2門 □六年式魚雷:16本 ■ソナー □Kチューブ
『伊159』が参加した海戦 | |
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