潜水艦【伊154/I-154】竣工:1927年12月15日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :潜水艦『伊154/伊号第百五十四潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊『伊154/伊号第百五十四潜水艦』

大日本帝国海軍連合艦隊の潜水艦『伊154/伊号第百五十四潜水艦』は、伊153型潜水艦(海大3型A)の2番艦。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では攻略支援や哨戒活動に従事し、オランダ船『マジョカート』を撃沈するなどの戦果を上げた。1944年1月31日、予備艦に指定され、海軍潜水学校に係留された状態で終戦を迎えた。

日本海軍『伊154/伊号第百五十四潜水艦』の性能

伊号第百五十四潜水艦は1924年11月15日に佐世保海軍工廠にて起工、1927年12月15日に竣工した。伊154は、試験艦であった海大2型を改良した量産型の海軍大型潜水艦で、海大3型Aとも呼ばれた。 主機はスイス製のズルツァー式3号ディーゼル2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を改良した45口径十一年式12cm砲を採用した。また、パッシブ・ソナーとして、アメリカから輸入したKチューブ(水中聴音器)を装備した。 ■全長:100.58m ■全幅:7.98m ■乗員:63名 ■排水量:1,800t ■巡航能力 □水上速力:20.0kt □水中速力:8.0kt □潜航深度:60m □航続距離:18,520km(10kt) ■戦時最終兵装 □45口径十一年式12cm単装砲:1門 □九二式7.7mm機銃:1挺 □一五式53cm魚雷発射管:艦首6門・艦尾2門 □六年式魚雷:16本 ■ソナー □Kチューブ

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