駆逐艦【朧/Oboro】竣工:1931年10月31日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『朧』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【朧/Oboro】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『朧/おぼろ』は、吹雪型駆逐艦の17番艦。艦名のは、"ぼんやりと霞んでいるさま"を意味する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、攻略支援、海上護衛、輸送任務に従事した。1942年10月17日、キスカ島北西にてアメリカ陸軍機の爆撃を受け沈没。

日本海軍:駆逐艦『朧』の性能

駆逐艦朧は1929年11月29日に佐世保海軍工廠にて起工、1931年10月31日に竣工した。吹雪型駆逐艦の分類ではⅡ型とも呼ばれる。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備え最大仰角を75度へ引き上げた50口径三年式12.7cmB型平射砲を採用した。魚雷発射管は前艦型同様、一二年式61cm水上発射管を装備したが、魚雷は1935年頃から九〇式に更新された。 ■全長:118.0m ■全幅:10.36m ■乗員:219人 ■排水量:1,980t ■巡航能力 □速力:38.0kt □航続距離:9,260km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmB型連装砲:3基 □九三式13mm単装機銃:2挺 □一二年式61cm3連装水上発射管:3基 □九〇式魚雷

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