駆逐艦【漣/Sazanami】竣工:1932年5月19日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『漣』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【漣/Sazanami】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『漣/さざなみ』は、吹雪型駆逐艦の19番艦。艦名のは、海などの水面にできる小さな波を意味し、海上自衛隊たかなみ型護衛艦の4番艦『さざなみ』にも継承された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、様々な作戦、海戦に参加し、第一次ベララベラ海戦では第三水雷戦隊の旗艦も務めた。1944年1月14日、ヤップ島南東にて、アメリカ海軍潜水艦『アルバコア』の雷撃を受け轟沈。

日本海軍:駆逐艦『漣』の性能

駆逐艦漣は1930年2月21日に舞鶴工作部にて起工、1932年5月19日に竣工した。吹雪型駆逐艦の分類ではⅡ型とも呼ばれる。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載した。また、新たに考案された空気余熱器が実験的に設置され、これにより全力航行での燃料消費を10%減少させた。 主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備え最大仰角を75度へ引き上げた50口径三年式12.7cmB型平射砲を採用した。魚雷発射管は前艦型同様、一二年式61cm水上発射管を装備したが、魚雷は1935年頃から九〇式に更新された。 ■全長:118.0m ■全幅:10.36m ■乗員:219人 ■排水量:1,980t ■巡航能力 □速力:38.0kt □航続距離:9,260km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmB型連装砲:3基 □九三式13mm単装機銃:2挺 □一二年式61cm3連装水上発射管:3基 □九〇式魚雷

『漣』が参加した海戦
スラバヤ沖海戦 太平洋戦争初の大規模艦隊戦!
珊瑚海海戦 人類史上初!空母同士の熾烈な艦隊決戦!
第一次ベララベラ海戦 ベララベラ島をめぐり勃発した海戦!

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