駆逐艦【矢風/Yakaze】竣工:1920年7月19日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『矢風』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【矢風/Yakaze】

大日本帝国海軍の一等駆逐艦『矢風/やかぜ』峯風型駆逐艦の6番艦であったが、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)開戦後に標的艦(特務艦)へと改造され、航空隊訓練のための爆撃標的艦となった。その後、1943年10月30日に連合艦隊附属となってからは船団護衛・輸送任務に従事した。1945年7月18日、横須賀空襲で損傷し、修理後そのまま終戦を迎えた。

日本海軍:駆逐艦『矢風』の性能

駆逐艦矢風は1918年8月15日に三菱造船長崎造船所にて起工、1920年7月19日に竣工した。主機は三菱パーソンズ式オールギアードタービン2基を搭載。主砲は山内万寿治が考案した山内式5cm速射砲を装備していたという情報がある。 矢風は1937年から標的艦摂津無線操縦艦として使用されてきたが、開戦後に矢風自体も爆撃標的艦へと改造された。その際、武装は全て撤去されたが、後に対潜用に木製の偽砲や、対空機銃を装備したとされる。 ■全長:102.565m ■全幅:8.915m ■乗員:155名 ■排水量:1,531t ■巡航能力 □速力:24.0kt □航続距離:4,130km(14kt) ■戦時最終兵装 □山内式5cm単装砲:1門 □九六式25mm単装機銃:4挺 □九三式13mm連装機銃:1基 □爆雷:8個

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