駆逐艦【秋霜/Akishimo】竣工:1944年3月11日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『秋霜』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【秋霜/Akishimo】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『秋霜/あきしも』は、夕雲型駆逐艦の18番艦。艦名の秋霜は、秋におりる霜を意味する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では第二水雷戦隊に所属し、マリアナ沖海戦レイテ沖海戦に参加した。1944年11月13日、マニラ湾で、アメリカ海軍空母艦載機の攻撃を受け大破着底。

日本海軍:駆逐艦『秋霜』の性能

駆逐艦秋霜は1943年5月3日に藤永田造船所にて起工、1944年3月11日に竣工した。日本海軍の艦隊決戦型駆逐艦の集大成である夕雲型は、甲型駆逐艦とも呼ばれていた。 主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、最大仰角75度で高角射撃も可能であり、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmD型連装砲を採用し、主砲での対空射撃に必要な二式距離苗頭盤も装備した。水雷兵装は九二式61cm2型4連装水上発射管を装備。竣工時より九三式魚雷(酸素魚雷)を搭載した。 また、秋霜は当時の主流レーダーである仮称2号電波探信儀2型を最初から装備しており、艦橋内に電探室も設置していた。後に、対空警戒レーダーの三式1号電波探信儀3型も装備したと推定される。 ■全長:119.3m ■全幅:10.8m ■乗員:260名 ■排水量:2,772t ■巡航能力 □速力:35.0kt □航続距離:9,260km(18kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmD型連装砲:3基 □九六式25mm連装機銃:2基 □九二式61cm2型4連装水上発射管:2基 □九三式1型改Ⅱ魚雷:16本 □九四式爆雷投射機:1基 □九五式改Ⅰ爆雷:36個 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型 ■ソナー □九三式3型水中探信儀 □九三式水中聴音機

『秋霜』が参加した海戦
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