大日本帝国海軍 連合艦隊 ：駆逐艦『菫』
※画像は同型艦『栗』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『菫／すみれ』は、樅型駆逐艦の18番艦。艦名の菫とは、そのままスミレ属の植物・菫を意味している。同名の駆逐艦が他に存在するが、こちらは初代である。1940年2月1日に除籍され、太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）では海軍兵学校付属の練習船として使用された。また、戦争末期に三高と改名された。
※画像は同型艦『栗』
日本海軍：駆逐艦『菫』の性能
二等駆逐艦 菫は1920年11月24日に東京石川島造船所にて起工、1923年3月31日に竣工した。主機は同造船所製のツェリー式オールギアードタービン2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を国産化し改良を加えた45口径三年式12cm砲を採用した。 ■全長：83.82m ■全幅：7.93m ■乗員：110人 ■排水量：850t ■巡航能力 □速力：36.0kt □航続距離：5,556km（14kt） ■戦時最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲：3門 □三年式6.5mm単装機銃：2挺 □六年式53cm連装水上発射管：2基 □魚雷：8本
