駆逐艦【樅/Momi】竣工:1919年12月27日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『樅』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【栗/Kuri】 ※画像は同型艦『栗』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『樅/もみ』は、樅型駆逐艦の1番艦。艦名のは、そのまま樹木の樅に由来している。同名の駆逐艦が他に存在するが、こちらは初代である。横須賀海軍工廠で無事竣工するも、1932年4月1日、エンジンの不調により除籍。廃駆逐艦として呉で保管されたが、1936年に標的艦へと改造された。訓練射撃用の標的として横須賀で使用後、そのまま解体という運命をたどった。

日本海軍:駆逐艦『樅』の性能

二等駆逐艦 樅は1918年12月23日に横須賀海軍工廠にて起工、1919年12月27日に竣工した。主機は川崎造船所製のブラウン・カーチス式オールギアードタービン2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を国産化し改良を加えた45口径三年式12cm砲を採用した。 ■全長:88.39m ■全幅:7.93m ■乗員:110人 ■排水量:850t ■巡航能力 □速力:36.0kt □航続距離:5,556km(14kt) ■最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲:3門 □三年式6.5mm単装機銃:2挺 □六年式53cm連装水上発射管:2基 □魚雷:8本

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