駆逐艦【夏月/Natsuzuki】竣工:1945年4月8日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『夏月』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【夏月/Natsuzuki】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『夏月/なつづき』は、秋月型駆逐艦の11番艦。艦名の夏月は、夏の夜の月を意味する。竣工時期が太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)末期であったため、活躍の機会はなかった。終戦後は復員輸送に奔走し、その後イギリスへと引き渡された。

日本海軍:駆逐艦『夏月』の性能

駆逐艦夏月は1944年5月1日に佐世保海軍工廠にて起工、1945年4月8日に竣工した。秋月型は日本海軍唯一の防空駆逐艦の艦級であり、乙型駆逐艦とも呼ばれていた。 主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、砲身が長く高初速・長射程の65口径九八式10cmA型連装高角砲を採用し、九四式高射装置と組み合わせて使用された。魚雷兵装は搭載しない計画であったが改められ、九二式61cm4型4連装水上発射管を装備し九三式魚雷(酸素魚雷)を搭載した。 夏月は艦橋内に電探室があり、対水上レーダーである22号電探と対空レーダーの13号電探を竣工時から装備していた。 ■全長:134.2m ■全幅:11.6m ■乗員:446名 ■排水量:3,888t ■巡航能力 □速力:33.0kt □航続距離:14,816km(18kt) ■戦時最終兵装 □65口径九八式10cmA型連装高角砲:4基 □九六式25mm3連装機銃:7基 □九六式25mm単装機銃 □九二式61cm4型4連装水上発射管:1基 □九三式魚雷:8本 □九四式爆雷投射機:2基 □九五式爆雷:54個 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型:1基 □三式1号電波探信儀3型:2基 ■ソナー □九三式3型水中探信儀:1基 □九三式水中聴音機:1基

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