駆逐艦【大潮/Oshio】竣工:1937年10月31日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『大潮』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【大潮/Oshio】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『大潮/おおしお』は、朝潮型駆逐艦の2番艦。艦名の大潮は、"新月と満月の前後に起こる干満の差の大きい潮"を意味し、海上自衛隊の潜水艦『おおしお』にも引き継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、主に海上護衛や輸送任務に従事した。1943年2月20日、マヌス島沖にて、アメリカ海軍潜水艦『アルバコア』の雷撃を受け沈没。

日本海軍:駆逐艦『大潮』の性能

駆逐艦大潮は1936年8月5日に舞鶴海軍工廠にて起工、1937年10月31日に竣工した。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmC型平射砲を採用した。 水雷兵装は九二式61cm2型4連装水上発射管を装備。魚雷は九〇式を搭載していたが、太平洋戦争開戦までに九三式(酸素魚雷)に更新したほか、九三式3型水中探信儀(アクティブソナー)も搭載した。また、開戦後には大潮後部甲板に大発動艇(特型運貨船)の搭載装置が設置された。 ■全長:118.00m ■全幅:10.386m ■乗員:230名 ■排水量:2,635t ■巡航能力 □速力:35.98kt □航続距離:9,612km(18kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmC型連装砲:3基 □九三式13mm連装機銃:2基 □九二式61cm2型4連装水上発射管:2基 □九三式魚雷 □九四式爆雷投射機:1基 □九一式爆雷:36個 ■ソナー □九三式3型水中探信儀

『大潮』が参加した海戦
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