大日本帝国海軍 連合艦隊 ：一等駆逐艦『朝潮型』
朝潮型駆逐艦とは、太平洋戦争（大東亜戦争・第二次世界大戦）で活躍した大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦の艦型を指す。朝潮、大潮、満潮、荒潮、朝雲、山雲、夏雲、峯雲、霰、霞の10隻が建造され、様々な作戦に投入された。
日本海軍：朝潮型駆逐艦の性能
■全長：118.00m ■全幅：10.386m ■乗員：230名 ■排水量：2,635t ■巡航能力 □速力：34.85kt □航続距離：9,612km（18kt） ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmC型連装砲 □九六式25mm3連装機銃 □九六式25mm連装機銃 □九六式25mm単装機銃 □九三式13mm連装機銃 □九二式61cm2型4連装水上発射管 □九三式魚雷 □九四式爆雷投射機 □九一式爆雷 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型 □三式1号電波探信儀3型 ■ソナー □九三式3型水中探信儀
日本海軍：朝潮型駆逐艦の同型艦一覧
- 1番艦：朝潮 朝潮型駆逐艦のネームシップ。1937年8月31日竣工。1943年3月3日、ビスマルク海海戦にて戦没。
- 2番艦：大潮 1937年10月31日竣工。1943年2月20日、マヌス島沖にてアメリカ海軍潜水艦の雷撃を受け沈没。
- 3番艦：満潮 1937年10月31日竣工。1944年10月25日、スリガオ海峡海戦（レイテ沖海戦）にて戦没。
- 4番艦：荒潮 1937年12月20日竣工。1943年3月3日、ビスマルク海海戦にて戦没。
- 5番艦：朝雲 1938年3月31日竣工。数多くの海戦に参加。1944年10月25日、スリガオ海峡海戦（レイテ沖海戦）にて戦没。
- 6番艦：山雲 1938年1月15日竣工。1944年10月25日、スリガオ海峡海戦（レイテ沖海戦）にて戦没。
- 7番艦：夏雲 1938年2月10日竣工。1942年10月12日、サボ島沖海戦にて戦没。
- 8番艦：峯雲 1938年4月30日竣工。1943年3月5日、ビラスタンモーア夜戦にて戦没。
- 9番艦：霰 1939年4月15日竣工。1942年7月5日、キスカ島沖にてアメリカ海軍潜水艦の雷撃を受け沈没。
- 10番艦：霞 1939年6月28日竣工。主要な海戦に参加。1945年4月7日の坊ノ岬沖海戦で大破、航行不能となり雷撃処分された。
| 『朝潮型駆逐艦』が参加した海戦 | |
|---|---|
| 真珠湾攻撃 | 米主力艦隊壊滅！太平洋戦争の始まり |
| バリクパパン沖海戦 | 後の内閣総理大臣も参戦していた！ |
| バリ島沖海戦 | 圧倒的多数で襲い来るABDA艦隊との死闘！ |
| スラバヤ沖海戦 | 太平洋戦争初の大規模艦隊戦！ |
| セイロン沖海戦 | インド洋で連合艦隊怒涛の攻撃！ |
| ミッドウェー海戦 | 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦！ |
| 第三次ソロモン海戦 | 船の墓場と化すソロモン |
| ケ号作戦・壱 | 米軍を騙しつつガダルカナル島撤退 |
| ビスマルク海海戦 | "ダンピール海峡の悲劇"果たされた約束 |
| ビラスタンモーア夜戦 | コロンバンガラ島沖にて両軍が遭遇！ |
| ケ号作戦・弐 | キスカ島の奇跡とミステリーな海戦 |
| マリアナ沖海戦 | 迫る絶望…それでも戦い続ける |
| レイテ沖海戦 | 全艦出撃！さらば連合艦隊 |
| ミンドロ島沖海戦 | ミンドロ島奪回のため礼号作戦発令！ |
| 坊ノ岬沖海戦 | 連合艦隊旗艦『大和』の最期 |
