大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『春雨』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『春雨/はるさめ』は、白露型駆逐艦の5番艦。艦名の春雨は、"春、静かに降るこまかな雨"を意味し、海上自衛隊むらさめ型護衛艦(初代)の3番艦『はるさめ』にも受け継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、初期の様々な海戦に参加した。1944年6月8日、渾作戦のなかで空襲を受け沈没。
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『春雨/はるさめ』は、白露型駆逐艦の5番艦。艦名の春雨は、"春、静かに降るこまかな雨"を意味し、海上自衛隊むらさめ型護衛艦(初代)の3番艦『はるさめ』にも受け継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、初期の様々な海戦に参加した。1944年6月8日、渾作戦のなかで空襲を受け沈没。
駆逐艦春雨は1935年2月3日に舞鶴工作部にて起工、1937年8月26日に竣工した。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmC型平射砲を採用した。 水雷兵装は、白露型は日本海軍駆逐艦として初めて4連装水上発射管を装備した。魚雷は九〇式を搭載していたが、開戦直前に九三式(酸素魚雷)に更新された。また、発射管への情報伝達において、伝声管ではなく電話が使われるようになったとされる。 戦争中期以降、春雨は対水上・対空警戒レーダーを装備したほか、対空機銃を増強し索敵能力や対空戦闘能力が向上した。 ■全長:111.0m ■全幅:9.9m ■乗員:226名 ■排水量:1,685t ■巡航能力 □速力:32.5kt □航続距離:7,408km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmC型連装砲:2基 □九六式25mm3連装機銃 □九六式25mm機銃(詳細不明) □九二式61cm2型4連装水上発射管:2基 □九三式1型改Ⅱ魚雷:14本 □九四式爆雷投射機:2基 □九五式爆雷:18個 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型 □三式1号電波探信儀3型 ■ソナー □水中探信儀 □水中聴音機
『春雨』が参加した海戦 | |
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バリクパパン沖海戦 | 後の内閣総理大臣も参戦していた! |
スラバヤ沖海戦 | 太平洋戦争初の大規模艦隊戦! |
ミッドウェー海戦 | 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦! |
第三次ソロモン海戦 | 船の墓場と化すソロモン |