大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『五月雨』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『五月雨/さみだれ』は、白露型駆逐艦の6番艦。艦名の五月雨とは、"陰暦五月頃に降り続く雨"を意味し、海上自衛隊むらさめ型護衛艦の6番艦『さみだれ』にも継承された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、様々な海戦を闘い抜いた。1944年8月26日、ガルワングル環礁で座礁中に、アメリカ海軍潜水艦『バットフィッシュ』に雷撃され沈没。
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『五月雨/さみだれ』は、白露型駆逐艦の6番艦。艦名の五月雨とは、"陰暦五月頃に降り続く雨"を意味し、海上自衛隊むらさめ型護衛艦の6番艦『さみだれ』にも継承された。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、様々な海戦を闘い抜いた。1944年8月26日、ガルワングル環礁で座礁中に、アメリカ海軍潜水艦『バットフィッシュ』に雷撃され沈没。
駆逐艦五月雨は1934年12月19日に浦賀船渠にて起工、1937年1月29日に竣工した。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmC型平射砲を採用した。 水雷兵装は、白露型は日本海軍駆逐艦として初めて4連装水上発射管を装備した。魚雷は九〇式を搭載していたが、開戦直前に九三式(酸素魚雷)に更新された。また、発射管への情報伝達において、伝声管ではなく電話が使われるようになったとされる。 戦争中期以降、五月雨は対水上・対空警戒レーダーを装備したほか、対空機銃を増強し索敵能力や対空戦闘能力が向上した。 ■全長:111.0m ■全幅:9.9m ■乗員:226名 ■排水量:1,685t ■巡航能力 □速力:34.0kt □航続距離:7,408km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmC型連装砲:2基 □九六式25mm3連装機銃:3基 □九六式25mm連装機銃:1基 □九六式25mm単装機銃:10挺 □九二式61cm2型4連装水上発射管:2基 □九三式1型改Ⅱ魚雷:14本 □九四式爆雷投射機:2基 □九五式爆雷:18個 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型:1基 □三式1号電波探信儀3型:1基 ■ソナー □九三式水中探信儀 □九三式水中聴音機
『五月雨』が参加した海戦 | |
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バリクパパン沖海戦 | 後の内閣総理大臣も参戦していた! |
スラバヤ沖海戦 | 太平洋戦争初の大規模艦隊戦! |
ミッドウェー海戦 | 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦! |
第三次ソロモン海戦 | 船の墓場と化すソロモン |
ケ号作戦・壱 | 米軍を騙しつつガダルカナル島撤退 |
ケ号作戦(キスカ島撤退作戦) | キスカ島の奇跡とミステリーな海戦 |
第二次ベララベラ海戦 | この海戦に懸けられた同胞たちの命 |
ブーゲンビル島沖海戦 | ろ号作戦で展開されたカオスな艦隊戦! |
マリアナ沖海戦 | 迫る絶望…それでも戦い続ける |