大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『雷』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『雷/いかづち』は、吹雪型駆逐艦の23番艦。艦名の雷は、電光が見え雷鳴が聞こえる天候状態を意味しており、海上自衛隊いかづち型護衛艦の1番艦『いかづち』にも受け継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、数々の攻略作戦や海戦を闘い、末期は船団護衛に従事した。1944年4月13日、アメリカ海軍潜水艦『ハーダー』の雷撃を受けグアム南南東付近にて沈没。
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『雷/いかづち』は、吹雪型駆逐艦の23番艦。艦名の雷は、電光が見え雷鳴が聞こえる天候状態を意味しており、海上自衛隊いかづち型護衛艦の1番艦『いかづち』にも受け継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、数々の攻略作戦や海戦を闘い、末期は船団護衛に従事した。1944年4月13日、アメリカ海軍潜水艦『ハーダー』の雷撃を受けグアム南南東付近にて沈没。
駆逐艦雷は1930年3月7日に浦賀船渠にて起工、1932年8月15日に竣工した。吹雪型駆逐艦の分類ではⅢ型とも呼ばれる。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備え最大仰角を75度へ引き上げた50口径三年式12.7cmB型平射砲を採用した。魚雷発射管は前艦型同様、一二年式61cm水上発射管を装備したが、魚雷は1935年頃から九〇式に更新された。 ■全長:118.0m ■全幅:10.36m ■乗員:219人 ■排水量:1,980t ■巡航能力 □速力:38.0kt □航続距離:9,260km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmB型連装砲:3基 □九六式25mm連装機銃:1基 □九三式13mm連装機銃:2基 □一二年式61cm3連装水上発射管:3基 □九〇式魚雷 □九四式爆雷投射機:1基
『雷』が参加した海戦 | |
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スラバヤ沖海戦 | 太平洋戦争初の大規模艦隊戦! |
第三次ソロモン海戦 | 船の墓場と化すソロモン |
アッツ島沖海戦 | 航空機なしの激しい砲撃戦! |