大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『榧』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『榧/かや』は、樅型駆逐艦の2番艦。艦名の榧は、そのまま樹木の榧に由来している。同名の駆逐艦が他に存在するが、こちらは初代である。満州事変において華南の沿岸警備で活躍したが、1940年2月1日に除籍され、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)に参戦する機会はなかった。
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『榧/かや』は、樅型駆逐艦の2番艦。艦名の榧は、そのまま樹木の榧に由来している。同名の駆逐艦が他に存在するが、こちらは初代である。満州事変において華南の沿岸警備で活躍したが、1940年2月1日に除籍され、太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)に参戦する機会はなかった。
駆逐艦 榧は1918年12月23日に横須賀海軍工廠にて起工、1920年3月28日に竣工した。主機は川崎造船所製のブラウン・カーチス式オールギアードタービン2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を国産化し改良を加えた45口径三年式12cm砲を採用した。 ■全長:88.39m ■全幅:7.93m ■乗員:110人 ■排水量:850t ■巡航能力 □速力:36.0kt □航続距離:5,556km(14kt) ■最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲:3門 □三年式6.5mm単装機銃:2挺 □六年式53cm連装水上発射管:2基 □魚雷:8本