大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『磯波』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『磯波/いそなみ』は、吹雪型(特型)駆逐艦の9番艦である。『磯波』は太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)の諸作戦に参加したが、1943年4月9日、セレベス島(スラウェシ島)南東にて、船団護衛任務中にアメリカ海軍潜水艦『トートグ』の雷撃を受け沈没した。
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『磯波/いそなみ』は、吹雪型(特型)駆逐艦の9番艦である。『磯波』は太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)の諸作戦に参加したが、1943年4月9日、セレベス島(スラウェシ島)南東にて、船団護衛任務中にアメリカ海軍潜水艦『トートグ』の雷撃を受け沈没した。
駆逐艦磯波は1926年10月18日に浦賀船渠にて起工、1928年6月30日に竣工した。吹雪型駆逐艦の分類ではⅠ型とも呼ばれる。竣工当時の艦名は第四十三号駆逐艦だったが、1928年8月1日に磯波へと改名された。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmA型平射砲を採用した。魚雷発射管は前艦型同様、一二年式61cm水上発射管を装備したが、魚雷は九〇式に更新された。 ■全長:118.5m ■全幅:10.36m ■乗員:219人 ■排水量:1,980t ■巡航能力 □速力:38.0kt □航続距離:9,260km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmA型連装砲:3基 □九二式7.7mm機銃:2挺 □一二年式61cm3連装水上発射管:3基 □九〇式魚雷
『磯波』が参加した海戦 | |
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