大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『朝雲』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『朝雲/あさぐも』は、朝潮型駆逐艦の5番艦。艦名の朝雲は、朝に見られる雲を意味し、海上自衛隊やまぐも型護衛艦の3番艦『あさぐも』にも受け継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、様々な海戦を闘い抜いた。1944年10月25日、スリガオ海峡海戦(レイテ沖海戦)にて戦没。
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『朝雲/あさぐも』は、朝潮型駆逐艦の5番艦。艦名の朝雲は、朝に見られる雲を意味し、海上自衛隊やまぐも型護衛艦の3番艦『あさぐも』にも受け継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、様々な海戦を闘い抜いた。1944年10月25日、スリガオ海峡海戦(レイテ沖海戦)にて戦没。
駆逐艦朝雲は1936年12月23日に神戸川崎造船所にて起工、1938年3月31日に竣工した。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmC型平射砲を採用した。 水雷兵装は九二式61cm2型4連装水上発射管を装備。魚雷は九〇式を搭載していたが、太平洋戦争開戦までに九三式(酸素魚雷)に更新したほか、九三式3型水中探信儀(アクティブソナー)も搭載した。 戦争中期以降、朝雲は対水上・対空警戒レーダーを装備したほか、対空機銃を増強し索敵能力や対空戦闘能力が向上した。 ■全長:118.00m ■全幅:10.386m ■乗員:230名 ■排水量:2,635t ■巡航能力 □速力:34.70kt □航続距離:9,612km(18kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmC型連装砲:2基 □九六式25mm3連装機銃:4基 □九六式25mm連装機銃:1基 □九六式25mm単装機銃 □九二式61cm2型4連装水上発射管:2基 □九三式魚雷 □九四式爆雷投射機:1基 □九一式爆雷:36個 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型 □三式1号電波探信儀3型 ■ソナー □九三式3型水中探信儀
『朝雲』が参加した海戦 | |
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