大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『秋月』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『秋月/あきづき』は、秋月型駆逐艦の1番艦。艦名の秋月は、"秋の夜の月"を意味し、海上自衛隊あきづき型護衛艦(初代)の1番艦『あきづき』にも引き継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、主に海上護衛や輸送任務に従事した。1944年10月25日、エンガノ岬沖海戦(レイテ沖海戦)にて謎の大爆発を起こし沈没。
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『秋月/あきづき』は、秋月型駆逐艦の1番艦。艦名の秋月は、"秋の夜の月"を意味し、海上自衛隊あきづき型護衛艦(初代)の1番艦『あきづき』にも引き継がれた。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、主に海上護衛や輸送任務に従事した。1944年10月25日、エンガノ岬沖海戦(レイテ沖海戦)にて謎の大爆発を起こし沈没。
駆逐艦秋月は1940年7月30日に舞鶴海軍工廠にて起工、1942年6月11日に竣工した。秋月型は日本海軍唯一の防空駆逐艦の艦級であり、乙型駆逐艦とも呼ばれていた。 主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、砲身が長く高初速・長射程の65口径九八式10cmA型連装高角砲を採用し、九四式高射装置と組み合わせて使用された。魚雷兵装は搭載しない計画であったが改められ、九二式61cm4型4連装水上発射管を装備し九三式魚雷(酸素魚雷)を搭載した。 戦争中期以降、秋月は対空警戒レーダーである21号電探と13号電探を装備したほか、対空機銃も大幅に増強し、防空駆逐艦としてさらに対空戦闘能力が向上した。 ■全長:134.2m ■全幅:11.6m ■乗員:273名 ■排水量:3,888t ■巡航能力 □速力:33.0kt □航続距離:14,816km(18kt) ■戦時最終兵装 □65口径九八式10cmA型連装高角砲:4基 □九六式25mm3連装機銃:5基 □九六式25mm単装機銃:13挺 □九六式25mm単装取付座:7基 □九三式13mm単装機銃:4挺 □九二式61cm4型4連装水上発射管:1基 □九三式魚雷:8本 □九四式爆雷投射機:2基 □九五式爆雷:54個 ■レーダー □二式2号電波探信儀1型:1基 □三式1号電波探信儀3型:1基 □電波探知機 ■ソナー □九三式3型水中探信儀:1基 □九三式水中聴音機:1基
『秋月』が参加した海戦 | |
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