大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『若葉』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『若葉/わかば』は、初春型駆逐艦の3番艦。艦名の若葉は、"生えてきて間もない草木の葉"を意味する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、蘭印作戦やアリューシャン方面作戦、大規模な海戦にも参加した。1944年10月24日、スル海にて空襲を受け沈没。
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『若葉/わかば』は、初春型駆逐艦の3番艦。艦名の若葉は、"生えてきて間もない草木の葉"を意味する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、蘭印作戦やアリューシャン方面作戦、大規模な海戦にも参加した。1944年10月24日、スル海にて空襲を受け沈没。
駆逐艦若葉は1931年12月12日に佐世保海軍工廠にて起工、1934年10月31日に竣工した。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、最大仰角75度で高角射撃も可能なほか、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmB型平射砲を採用した。 魚雷発射管は九〇式61cm2型水上発射管を装備、魚雷は八年式を搭載していたが、開戦直前に九三式(酸素魚雷)に更新された。また、初春型は日本海軍駆逐艦として初めて次発装填装置を装備、若葉も魚雷の自動装填が可能であった。 戦争中期以降、若葉は対水上・対空警戒レーダーを装備したほか、対空機銃を増強し索敵能力や対空戦闘能力が向上した。 ■全長:109.5m ■全幅:10.0m ■乗員:205名 ■排水量:1,680t ■巡航能力 □速力:36.5kt □航続距離:7,408km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmB型改Ⅱ連装砲:2基 □九六式25mm3連装機銃:3基 □九六式25mm連装機銃:2基 □九〇式61cm2型3連装水上発射管:3基 □九三式魚雷:12本 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型 □三式1号電波探信儀3型
『若葉』が参加した海戦 | |
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