大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『呉竹』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『呉竹/くれたけ』は、若竹型駆逐艦の2番艦。艦名の呉竹は、中国の呉から渡来した竹に由来している。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では船団護衛に従事した。1944年12月30日、バシー海峡にて、アメリカ海軍潜水艦『レザーバック』の魚雷攻撃を受け沈没。このとき、『呉竹』に乗艦していたやなせたかし(絵本作家)の弟・柳瀬千尋も、艦と運命を共にしたとされている。
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『呉竹/くれたけ』は、若竹型駆逐艦の2番艦。艦名の呉竹は、中国の呉から渡来した竹に由来している。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では船団護衛に従事した。1944年12月30日、バシー海峡にて、アメリカ海軍潜水艦『レザーバック』の魚雷攻撃を受け沈没。このとき、『呉竹』に乗艦していたやなせたかし(絵本作家)の弟・柳瀬千尋も、艦と運命を共にしたとされている。
駆逐艦呉竹は1922年3月15日に川崎造船所にて起工、1922年12月21日に竣工した。ただし竣工当時の艦名は第四駆逐艦だった。主機はブラウン・カーチス式オールギアードタービン2基を搭載。主砲は、日露戦争までの主力艦載速射砲を国産化し改良を加えた45口径三年式12cm砲を採用した。 ■全長:88.39m ■全幅:8.08m ■乗員:110人 ■排水量:900t ■巡航能力 □速力:35.5kt □航続距離:5,556km(14kt) ■兵装 ■戦時最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲:3門 □三年式6.5mm単装機銃:2挺 □六年式53cm連装水上発射管:2基 □魚雷:8本