駆逐艦【夕風/Yukaze】竣工:1921年8月24日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『夕風』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【夕風/Yukaze】

大日本帝国海軍の一等駆逐艦『夕風/ゆうかぜ』は、峯風型駆逐艦の10番艦。艦名の夕風は"夕暮れ時に吹く風"を意味している。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、船団護衛や追撃、連合艦隊空母の直援や曳航など、支援的な任務に従事。無事終戦を迎えたことから、『夕風』の進水式で使われた斧は「幸運の斧」と名付けられ、現在も三菱重工業長崎造船所の史料館に展示されている。

日本海軍:駆逐艦『夕風』の性能

駆逐艦夕風は1920年12月14日に三菱長崎造船所にて起工、1921年8月24日に竣工した。主機はパーソンズ式オールギアードタービン2基を搭載。主砲は日露戦争時の主力艦載速射砲を改良した45口径三年式12cm砲を採用した。 対潜哨戒や船団護衛を担った夕風は、電探やソナーなども装備し索敵・対潜警戒能力に優れていた。 ■全長:102.6m ■全幅:8.92m ■乗員:154名 ■排水量:1,345t ■巡航能力 □速力:39.0kt □航続距離:6,667km(14kt) ■戦時最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲:2門 □九六式25mm連装機銃:4基 □九六式25mm単装機銃:4挺 □六年式53cm連装水上発射管:1基 □爆雷投射機:2基 □爆雷:36個 ■レーダー □三式1号電波探信儀3型 ■ソナー □九三式水中探信儀:1基 □九三式水中聴音機:1基

『夕風』が参加した海戦
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!

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