駆逐艦【沼風/Numakaze】竣工:1922年7月24日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『沼風』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【沼風/Numakaze】

大日本帝国海軍の一等駆逐艦『沼風/ぬまかぜ』は、峯風型駆逐艦の15番艦。艦名の沼風は"沼に吹く風"を意味している。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、北方での哨戒、海上護衛任務に従事した。1943年12月18日、船団護衛任務中に沖縄南東海域にてアメリカ海軍潜水艦『グレイバック』の雷撃を受け沈没。

日本海軍:駆逐艦『沼風』の性能

駆逐艦沼風は1921年8月10日に舞鶴海軍工廠にて起工、1922年7月24日に竣工した。主機はパーソンズ式オールギアードタービン2基を搭載。主砲は日露戦争時の主力艦載速射砲を改良した45口径三年式12cm砲を採用した。 峯風型駆逐艦のうち13番艦以降は、後檣、主砲塔、魚雷発射管の配置を変更し、統一指揮や給弾を行いやすいように改善された。そのため沼風はそれまでの峯風型とは艦型が異なっており、非公式に峯風改型と呼ばれることもあったという。 ■全長:102.6m ■全幅:8.92m ■乗員:154名 ■排水量:1,345t ■巡航能力 □速力:39.0kt □航続距離:6,667km(14kt) ■戦時最終兵装 □45口径三年式12cm単装砲:4門 □三年式6.5mm単装機銃:2挺 □六年式53cm連装水上発射管:3基 □六年式魚雷:8本 □機雷投下軌道:2基 □一号機雷:16個

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