大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『海風』
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『海風/うみかぜ』は、白露型駆逐艦の7番艦。ただし改良が加えられているため海風型(改白露型)とも呼ばれた。艦名の海風は、"海から陸へ吹き込む風"を意味している。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、数々の作戦や海戦に参加した。1944年2月1日、トラック泊地南水道にて、アメリカ海軍潜水艦『ガードフィッシュ』の雷撃を受け沈没。
大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『海風/うみかぜ』は、白露型駆逐艦の7番艦。ただし改良が加えられているため海風型(改白露型)とも呼ばれた。艦名の海風は、"海から陸へ吹き込む風"を意味している。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、数々の作戦や海戦に参加した。1944年2月1日、トラック泊地南水道にて、アメリカ海軍潜水艦『ガードフィッシュ』の雷撃を受け沈没。
駆逐艦海風は1935年5月4日に舞鶴海軍工廠にて起工、1937年5月31日に竣工した。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmC型平射砲を採用した。 水雷兵装は、白露型は日本海軍駆逐艦として初めて4連装水上発射管を装備した。魚雷は九〇式を搭載していたが、開戦直前に九三式(酸素魚雷)に更新された。また、発射管への情報伝達において、伝声管ではなく電話が使われるようになったとされる。 戦争中期以降、海風は対水上・対空警戒レーダーを装備し索敵能力が向上した。 ■全長:111.0m ■全幅:9.9m ■乗員:226名 ■排水量:1,685t ■巡航能力 □速力:34.0kt □航続距離:7,408km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmC型連装砲:2基 □九六式25mm機銃(詳細不明) □九二式61cm2型4連装水上発射管:2基 □九三式1型改Ⅱ魚雷:14本 □九四式爆雷投射機:2基 □九五式爆雷:18個 ■レーダー □仮称2号電波探信儀2型 □三式1号電波探信儀3型 ■ソナー □水中探信儀 □水中聴音機
『海風』が参加した海戦 | |
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ミッドウェー海戦 | 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦! |
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