駆逐艦【夕暮/Yugure】竣工:1935年3月30日

大日本帝国海軍 連合艦隊 :駆逐艦『夕暮』

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦【夕暮/Yugure】

大日本帝国海軍連合艦隊の駆逐艦『夕暮/ゆうぐれ』は、初春型駆逐艦の6番艦。ただし改良が加えられているため有明型駆逐艦(改初春型)とも呼ばれた。艦名の夕暮は、"日が沈みかかって暗くなる頃"を意味する。太平洋戦争(大東亜戦争・第二次世界大戦)では、数々の作戦や海戦に参加した。1943年7月20日、チョイセル島沖にて空襲を受け沈没。

日本海軍:駆逐艦『夕暮』の性能

駆逐艦夕暮は1933年4月9日に舞鶴海軍工廠にて起工、1935年3月30日に竣工した。建造途中に船体改良工事が行われ、一時的に有明型駆逐艦に類別されていた。主機は純国産の艦本式タービン2基を搭載。主砲は、荒天時にも対応可能な全周囲シールドを備えた50口径三年式12.7cmC型平射砲を採用、単装砲はA型改Ⅰを装備した。 魚雷発射管は九〇式61cm2型水上発射管を装備、魚雷は八年式を搭載していたが、開戦直前に九三式(酸素魚雷)に更新された。また、初春型は日本海軍駆逐艦として初めて次発装填装置を装備、夕暮も魚雷の自動装填が可能であった。 ■全長:109.5m ■全幅:10.0m ■乗員:205名 ■排水量:1,680t ■巡航能力 □速力:35.0kt □航続距離:7,408km(14kt) ■戦時最終兵装 □50口径三年式12.7cmC型連装砲:2基 □50口径三年式12.7cmA型改Ⅰ単装砲:1門 □九六式25mm連装機銃 □九〇式61cm2型3連装水上発射管:3基 □九三式魚雷:12本

『夕暮』が参加した海戦
珊瑚海海戦 人類史上初!空母同士の熾烈な艦隊決戦!
ミッドウェー海戦 太平洋戦争の勝敗を決定づけた海戦!
第三次ソロモン海戦 船の墓場と化すソロモン
コロンバンガラ島沖海戦 鬼神のごとき『神通』の闘志

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